奥田 帆南 Honami Okuda

奥田 帆南 Honami Okuda

プロダクトデザイナー/アーティスト

1996 愛知県名古屋市生まれ
2021 名古屋造形大学造形学部造形学科プロダクトデザインコース卒業
2017 connectA Award 2017 Exhibition コネクタ賞受賞
2017~20 こどもデザイン室 アシスタントスタッフ
2018 connectA 代表
2021 第28回 名古屋造形大学卒展 桃美会賞受賞
2020 髪の木プロジェクト チーフアシスタント
2020 ふしぎクリエイティブ アシスタント講師
2022 もしもカンパニー設立

2017 名刺展/クリマギャラリー(名古屋/栄)
2017 私の名前展/国際デザインセンターデザインギャラリー(名古屋/栄)
2017~2020 森とひとのともいきプロジェクト/白川町 参加(岐阜/白川町)
2018 名刺展/アートスペースA-1(名古屋/栄)
2018 connectA展/アートスペースA-1(名古屋/栄)
2018 START展/国際デザインセンターデザインギャラリー(名古屋/栄)
2018 産学連携によるデザイン重視の新商品開発・ブランディング事業/国際デザインセンター(名古屋/栄)
2018 process展/名古屋市民ギャラリー矢田(名古屋/東区)
2019 gorogoro展/愛知芸術文化センター(名古屋/栄)
2019 process2展/名古屋市民ギャラリー矢田(名古屋/東区)
2019 Wood Wonder Land 2019/ポートメッセ名古屋(名古屋/港区)
2019 The Chairs ver.15/名古屋市市政資料館(名古屋/東区)
2020 僕らのポートフォリオ展2020/エスプラナードギャラリー(名古屋/)
2020 僕らのポートフォリオ展2020/長者町コットンビル(綿覚ビル)(名古屋・栄)
2021 とよたデカスプロジェクト2021/「髪の木プロジェクトinとよた」参加(豊田)
2022 髪の木プロジェクトin各務原 参加/(岐阜)
2022 なしろのいちvol.01 参加/名古屋造形大学(名古屋/北区)
2022 クリエイターズマーケットvol.47 参加/ポートメッセ名古屋(名古屋/港区)

日常の小さな気づきをヒントに見立ての手法を使ってプロダクトやアート作品、グラフィックを手がけるデザイナー・アーティスト・ハンドメイド作家である。

プロダクトデザインについて勉強していた頃、便利さやコストを考えるようになり少し味気なさを感じていた。それ以来、生活の便利さよりも人がただ笑顔で過ごすことがより生活に豊かさを与えるのではと思うようになり、見立ての手法を使った作品を作るようになる。子どもたちとキャンプをするプロジェクトに参加する機会があり、そこで不便であることの大切さを知る。スマホなどの電子機器が無く、お風呂に入るためのお湯もない田舎の山の奥で子どもたちは「便利」を忘れて一から遊びを作り楽しんでいた。火を起こして作ったお風呂用のお湯がなくなった時があり、私含めたスタッフだけ子どもたちから水をかけられた思い出。汗を流すには冷たすぎたけれど、それよりも楽しさの方が印象に残っている。

この体験以来、人が捉える「価値」の変化について考えるようになった。キャンプで子供たちから「めんどくさい」という言葉は一度も耳にしなかった。不便をキャンプという体験と捉えたことが世界の見え方を変えたのかもしれない。
視点を変えれば捉え方が変わる。
ただそれは自分から探求しない限り良いところも悪いところも見えてこない。
その手助けをするのがデザインである。
人がこの世界をどう捉え続けるのかその限界を見つけたい。
既成概念の枠を外してあらゆる視点で見つめ直し、モノを通じて新しい価値を生み出すことを日々試みていきます。

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